2009年 12/27 [日記]
今日、母が病院から帰って来て話していたのですが、最近のおっくんは食事の時にかなりこぼしやすくなっているようです。
これも恐らく飲んでいる薬(統合失調症用の薬)の影響かと思われます。
というのも、半年前と比べて食事の状況を評価する病院からのレポートで値が落ちていたからです。
食事だけではなく、滑舌が思うように回らない事も薬の影響ではないかと思っています。
今日は、病院で母が散髪して来ました。
年末から年始にかけて自宅へ一時帰宅するため、少しでも身体介助(洗髪など)しやすいように、という考えからの散髪です。
話は変わりますが、最近おっくんは唐突に「・・・結婚したい」と言い出すそうです。
何でまた!?
たぶん担当看護師の方がおっくんと同じ年の女性なのですが、つい先日ご結婚されて、その話を聞いているうちに、突然そんな事を考えて口にするようになったのだと思われます。
「単純だなぁ・・・」と感じる方もいるかも知れませんが、現在のおっくんの思考は小学校高学年程度まで遡ってしまっているので、考える事がとてもシンプルで裏も表もない気持ちを表現しているのでしょう。
とは言っても、実際、イマドキの小学校高学年の子たちはもっと表や裏を考えているのかも知れませんが。
姉バカ、親バカと思われそうですが、私も母もいずれおっくんが数年先に高次脳機能障害を乗り越えて、普通の生活に戻れ、彼女ができたり、結婚もできるかも知れない! と未だに信じているのです。
昔から優しい性格で、素直で明るいおっくんは、今も根本的に何も変わっていないので、その事が私たち家族にとっての一番の救いなのかも知れません。
高次脳機能障害は、それまで穏やかな性格だった人が受傷を境に気性が荒くなったり、人格が変わってしまう事もとても多いそうです。
これから先、まだそういう状態が訪れる可能性はもちろんあるのですが、家族として支えて乗り切りたいと思います。
だって、それは本来の本人の姿ではなく、事故による受傷の結果が招いた事なのですから。
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