2010年 1/23 主治医の思いと母の思い [日記]

今日は病院へは行かず、母が同じ区内で行われた「高次脳機能障害」の受傷者の集まりに参加して来ました。

今の病院の次に転院したいと考えているリハビリ病院の評判や対応などを受傷者のご家族から情報交換させてもらう場として、とても有意義な場なのです。

 

今日その集まりから帰った母が一通り話を終えると、

「昨日、主治医の○○先生と例の入所施設の事を話していて、何だか言い合いっぽくなっちゃったのよね・・・」と気にしていました。

例の入所施設というのは、昨日のブログで書いた避けたい選択肢の施設の事です。

先生曰く、「○○君(おっくんの事)は、恐らく一生歩けないと思っています。だから、ご家族であるお母さんの事を考えたら、この施設への入所はベストな選択だと思うんです。」 

一生歩けない、という大前提で話を進められてカチンと来たのでしょう。

私は母に言いました。

「○○先生は現実主義者だから、今までの同じようなレベルの患者から”一生歩けない”とか”面倒を看るお母さんが大変”とか言っているんだと思うよ。悪気はないし、今までもカチンと来るような事を表情も変えずに淡々と話して来る事あったし。」

 

実際、本当に先生は本心から思っている事を踏まえて、家族の介護負担などを考慮して助言してくれたのだと思うのです。

でも結局母は、

「絶対に次のリハビリ病院に入って、歩いて○○先生のところへ挨拶に行かせてみせる」

と最後まで話していました。

 

お医者さんって、大変な仕事だなぁ・・・と思いました。

本音と建前を使い分けて上手く切り抜けられるような職種ではないですし、今回の話については先生に同情する気持ちが大きかった気がします。もちろん母の気持ちも十分分かりますが。


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